肌寒い日曜日。
母が他界して2回目の母の日。
そして手元供養していたお骨をお墓に納めて初めての母の日は、ちょっぴり切ない日となりました。
5月は母の日、6月は父の誕生日と父の日で、この季節は何かとイベントがあり思い出の写真もいっぱいあります。
それをGoogleフォトが報せてくれて、懐かしくもあり、未だに実家に帰れば母がいるような気がしてしまいます。
昨日は1日早い母の日で、母の好物を実家で父と共に食べました。
お肉と鮪が好きだった母。
お肉と鉄火巻きという妙な取り合わせになってしまい、おまけに写真は撮り忘れ。
美味しい、美味しいと言いながら、母にも食べさてやりたかったとしんみりする父。
最期は高カロリーゼリーしか口に出来ませんでしたからね。
自己免疫性の持病の悪化で一時的な入院だと思っていたのに、その入院がきっかけであっという間に他界した母。
退院したら今まで通りの生活に戻ると思い、入院前に母が好きな物を作るわけでもなくごく日常的な献立だったのが悔やまれます。
比較的消化に良い物をと思い、日毎の献立を思いつくままにスマホにメモしていたのですが、未だに消去出来ません。
私が母のために作った最後の夕食。
・卵焼き
・かぼちゃの煮付け
・ナスの煮浸し
・小松菜と鶏胸肉のオイスターソース炒め
母の好物が特にないありきたり過ぎる献立。
それでも完食したと父のメモには残っているのが救いです。
入院してからは、コロナでお見舞いも叶わず、食事は刻み食かペースト食しか食べさせてもらえなかったはず。
大学病院では誤嚥の可能性があるし、かかりっきりで食事の介助もできないでしょうからね。
父が母に食べさせてやりたいという気持ち、よくわかります。
祝う相手がいない母の日。
お母さん、そちらで楽しくやってますか?
今晩は我が家で乾杯しましょう!
お父さんのことは心配ないからね。