ゴールデンウィーク後半、東京は素晴らしいお天気に恵まれ、さすがに家にこもりっきりなのはもったいないので、都内をお散歩してきました。
実家に帰る用事があったので、実家の最寄駅から更に東京郊外、JR中央線西国分寺駅からスタート。
国分寺も西国分寺も電車の乗り換えで下車したことはありますが、改札口を出たのは初めて。
今回も『東京8000歩 さんぽ』という本の中からコースを選びました。
西国分寺駅→武蔵国分寺公園→真姿の池湧水群→お鷹の道→殿ヶ谷戸公園→国分寺駅
西国分寺駅前にはマンション群がありますが何だか静か。
我が家の周りのようにワサワサした感じがありません。
昔はこのあたりは工場があったはずと夫が言ってましたが、本当のところはわかりません。
ほどなくして武蔵国分寺公園に到着。
これがなかなか良い雰囲気。
木陰にビニールシートを広げ、お弁当を食べたり皆さんのんびり寛いでる感じ。
暑くもなく寒くもなく絶好のピクニック日和。
公園を借景にしたマンションも多く、こういう場所に住むのもいいねと全く現実味のない話しをしながら歩を進めます。
公園を抜けると真姿の池湧水群が現れます。
病で醜くなった美女を清め快癒させたという伝説があるそうです。
水音に惹かれたのか、お散歩中のパグ犬がいきなり飛び込んで水遊びを始め、飼い主さんもびっくり。
このあたり、ところどころ農家さんの庭先で野菜の無人販売をされていましたが、今はpaypayで支払えるんですね。
私はサンチュだけ買ってみました。
湧水が流れる用水路沿いにある『お鷹の道』は、江戸時代に尾張徳川家の御鷹場だったそうです。
緑が溢れなんとも心地いい散策路でした。
この辺り、自宅カフェが数軒ありました。
予約が必要なお店が多かったので、地元ではよく知られているのかもしれません。
ここから国分寺駅に向かう途中にあるのが『殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)』
三菱財閥の岩崎家別邸だった地を、昭和40年代の開発から庭を守って欲しいという住民運動が発端で、東京都が買い取ったとか。
こちらは入園料150円(65歳以上は70円)がかかりますが、一見の価値は十分にあります。
庭園の中に谷があり、その起伏を巧みに利用して滝や池があって、それを取り巻く樹々が素晴らしい。
モミジの木も多く、秋にはさぞ見事な紅葉を見ることができるのではないかと思います。
竹林には今年の筍が既に背が高く成長し生命力を感じます。
藤棚の花は終わって残念でしたが、側には萩がたくさん植えられていたので、これからが楽しみですね。
広い庭園の植栽の手入れをされていた庭師さんたち、女性の方も多かったです。
素敵!
この庭園から国分寺駅はすぐ近く。
今回歩いた距離は約6km。
アップダウンもあまりなく、歩きやすいコースでした。
まだまだ都内にも行ったことがない場所がたくさんあります。
次はどこを歩いてみようかしら。