バンコクにあるタイ古式マッサージの総本山といわれる「ワット・ポー(ねはん寺)」内にあるマッサージ・サービスセンターで、2回施術を受けたことがあります。
チェンマイにも寺院の敷地内でマッサージを受けてみました。
タイ式マッサージではなく、初耳、トークセン。
タイ北部で数100年前から伝わる伝統的なマッサージだそうです。
木槌で杭を打ち込む感じです。
広いスペースにせんべい布団が敷かれ、その上にまずはうつ伏せで横になります。
枕は一応タオルでカバーしてくれましたが、ホテルの清潔なタオルとはだいぶ違います。
体の上の方から、トントン、トントン、木魚のようにリズミカルな音とともに杭が打ち込まれ、始めこそ驚きましたが、痛気持ちいい。
この振動が体の芯まで沁みるようで、体がポカポカしてきます。
凝り固まっている部分はイタタタタと声が出る。
部屋全体に他の施術中の方々の木槌の音と相まって、心地よい。
背面、前面のトントンが終わると、アクロバッティックな古式マッサージで終了。
体が硬い私は古式マッサージがちょっと苦手。
施術をしてくれた女性からカターイ!と、何度も笑われました。
料金は1時間250バーツ(約1,000円)
久しぶりのマッサージで揉み返しになったのか、夜は20時前に寝てしまいました。
トークセンとネットで検索してみたら、なんとAmazonでたくさん販売されていました。
トークセンは雷で打たれた木で作られたものが神聖なものとされていたようですが、もちろん流通はしていないでしょうね。
私たちが施術を受けたのは、ターペー門近くのワットマハワンという寺院の中にあるArokayaマッサージというお店。
清潔感という点ではお勧めできませんが、技量は高いようです。
お手洗いもタイ古式でした💦
個室がたくさんあって清潔にされているとは思うのですが、しゃがんだら最後立てなくなりそうで恐ろしい。