長距離移動を伴う旅行は、早いところ行っておかないと、そう遠くないうちに体力の限界が来そうなことを実感しています。
昨日はツアーで利用した旅行社から体調伺いの電話がありましたが、さすが空飛ぶ養老院と言われているだけあって気遣いがある。
エジプトのカイロ空港到着時からずっと同行してくれた現地ガイドさんは、それはもう日本語ペラペラで日本に住んでいたこともあって日本の事情にも詳しく、移動中のバスの中でもずーっと喋りっぱなし。
その中で何回も安倍晋三元首相の名前が出てきて、ちょっと意外でした。
安倍さんが凶弾に倒れお亡くなりになった際には、エジプトでは3日間喪に服したそうでよ。
日本ではそんなことしませんでしたけど。
当初は2020年頃オープン予定で今は常設展示だけの一部オープン中の『大エジプト博物館』は、総工費の約半分は日本の円借款、その他JICAの協力があったからできたそうです。
『大エジプト博物館』の入り口には日本語の『大エジプト博物館』という看板がついていました。
超有名なツタンカーメンのマスクはまだ『考古学博物館』に展示されているので、両方の博物館を見学しましたが、『大エジプト博物館』は、今年7月3日に正式オープンすると発表されています。
『大エジプト博物館』は、とにかく広い。
入り口にラムセス2世像がドーンあって、迫力満点。
そして、私たちの税金がドーンと投入されているわけね。
展示物にもちょいちょい日本語表記がありました。
実際に目にはしませんでしたが、安倍晋三と名がついた歩道橋もあるらしいですが、誰も使ってないって。
記事ごとお借りしましたが、どうみても日本らしくない。
どちらかと言うとC国風?
私たちのツアーに同行したガイドさんはかなりのベテランで、当時は日本語ガイドが人気だったけれど、日本からの旅行客は激減し、今はC国語ガイドが人気だそうです。
大エジプト博物館では一通りガイドさんと回ってから、自由見学時間が設けられ、時間と集合場所を案内されていたのに迷子になったのか1時間もツアー仲間で捜索したなんてこともありました。
奥様がミュージアムショップでのお買い物に夢中になっている間、フラフラしているうちに博物館を出て、なぜかゲートの外まで出てしまい再入場できなくなってしまったらしい。
イヤホンガイドで添乗員やガイドが呼びかけていたのは聞こえていたらしいですが、再入場できないし電話はないしでご本人も気がきではなかったでしょう。
まさかとは思いつつ、ガイドさんが駐車場で待っていたバスのドライバーに探しに行ってもらって無事救出。
奥様泣いてましたよ。
ま〜、そんなこともありますよね。
実はこの時、ミュージアムショップでパピルスに絵を書いていてもらっていた私たち、集合時間に遅れそうだっので集合場所にとりあえずそのことを伝えに行ったら、それどころじゃなくて私たちの10分遅刻は不問となりました。
幸せを呼ぶ青カバさんもお連れしました
それにしても、私たちが納めている税金は世界中でばら撒かれているのだということを改めて実感。
もっと自国の足元をよくみましょうよ。
呑気に旅行なんぞに行っている私が行っても全く説得力なしなしですが・・