食べても食べても太らなかった若い頃。
1年に1度の会社の健康診断のコメント欄に『痩せすぎ。過度なダイエットは危険です』と書かれて凹んだことさえありました。
入社時の身長164cm、体重42kg BMI15.62
『BMIが18.4以下の場合、死亡リスクの上昇や栄養不良などが生じることがあるためバランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。』
いやいや、子どもの頃からバランス命の母の料理を食べ、仕事で駆けずり回り、テニス、ゴルフ、スキー、パラグライダーなどで遊びまわってますけど…
確かに BMIだけみれば危険水域。
子どもの頃から診ていただいた医師からは、食事もちゃんとしているし、骨格自体が華奢だから体重が少ないのはしょうがないね〜と、言われていました。
これを信じた私は、食べても食べても太らないというか太れないのだとずーっと食習慣を変えることはありませんでした。
20代から30代にかけての洋服サイズは5号を丈だし。
5号の服が売ってない場合は7号を脇詰め。
当時は新宿伊勢丹の小さなサイズのストロベリーショップで買うことが多かった。
結婚式で着た白無垢は笑っちゃうくらい薄っぺらい立ち姿でしたっけ。
30代になるとさすがに5号はキツくなり、40代にかけては7号。
SMLならSを選ぶことが多かった。
40代以降は長く9号、Mサイズの服でしたが、体重は徐々に増加し60代に入って体重が50kgを超えた時には驚愕し、なんとか49kgを目指しました。
が、食べても太らない体質だと思っていたのに、代謝劇悪でフツーに食べていると体重が減るどころか、増える一方。
とうとうBMIは標準値となりました。
洋服のサイズは…
がんばれば9号もMサイズも着られますが、若い人向けのブランドの物は無理。
かと言ってサイズを上げると微妙なフィット感。
で、ウエストゴムの服が増えましたとさ。
サイズアップどころかサイズダウンしている夫から冷たい視線を浴びせられますが、歳をとったら少し太ったくらいの方が健康らしいよってことで現状維持。
今になって『空気を吸うだけで太る』と言った母の言葉が理解できるようになりました。
《夕ごはん》
華正楼の肉まん
蒸籠蒸し
なます
相変わらず手抜きです。