片側顔面痙攣手術後3か月検診
早いもので手術後3か月が経ちました。
残念ながら痙攣は未だ消失せず、むしろ手術前よりひどくなっているような気さえします。
洗顔時などに目をぎゅっと瞑ったり、口を大きく開けると瞼が開けずらくなり、それに伴って口角も引き攣れます。
検診と言っても検査があるわけではなく、主治医の問診だけなので状況をお伝えしましたが、今は様子を見ていくしかない・・
生活上の支障があれば、ボトックス注射をするのもありだそうですが、これについてはしばらく考えたいと思います。
手術後に痙攣が完全消失しないこともあるのは承知していましたし、ブログで2年経って消失したという体験談も読みましたし、気長に待つしかないと思っています。
予約時間通りに始まって4分で終了、次は9月に検診です。
鳩山会館に行ってみた
朝一の受診があっという間に終了したので、先月NHKの『美の壺』という番組で視た鳩山会館に行ってきました。
病院から近くというわけではありませんが、文京区音羽にあるのでわざわざ出かけるのは億劫だし、お天気も良かったのでちょうどよかった。
google mapで検索したら色々な行き方がありましたが、私一人だったので日ごろあまり乗る機会がないバスを乗り継ぐことに。
夫が一緒だと最短経路を選び、そのためには乗る電車の車両まで決めます。
別に急ぐわけでもなし、駅の改札口までの距離なんてしれているのだから空いている車両に乗ればいいように思いますが、夫に言うと不機嫌になるので好きにさせてます。
地下鉄に乗ったら外の様子もわかりませんが、バスに乗って湯島天神来た事あるわ~、東京ドーム、浅草、最終的には大塚3丁目で下車して15分程歩きました。
歩いたことがない住宅街は物珍しく、楽しいですね。
そして鳩山会館に到着。
会館と言っても鳩山家のお住まいですから門には『鳩山』と表札がかかっていました。
そして、門の入り口にタクシードライバーさんあてに、ここから建物前まで車でお進みくださいと書かれていました。
なるほどね、門からお屋敷は見えません。
長い上り坂、家まで歩く前提でお建てになったわけではないのですね。
サスガです。
息を切らしながら辿りついた洋館。
第52代内閣総理大臣鳩山一郎氏により大正13(1924)年に完成し、平成7(1995)年に改修したそうです。
鳩山家の家紋ですが鳩ではないそうです
アーチ形のエントランスが素敵。
玄関天井のステンドグラス
階段を上がって券売機でチケットを購入。
大人800円、65歳以上シニア700円でした。
『美の壺』で紹介されていたステンドグラスの数々、鳩のモチーフも多かったです。
階段踊り場には和風のステンドグラス
応接室のソファーに座ることもできるので、しばらく座って目の保養をさせていただきました。
この応接室はNHK朝ドラ『虎に翼』で桜井ユキさんが演じた桜川涼子様のご自宅として登場したそうです。
我が家は日立のキドカラーでしたが、こういうのはド庶民と同じものなのですね
庭の薔薇が咲いていたら見事だったでしょうね。
花壇の一角に薔薇の花は咲いていませんでしたが、ベルばらの登場人物の名がついた木がありました。
洒落てますね。
ドーンとした洋館、多くのドラマで登場したことがあるそうです。
既に薔薇の花は終わっていましたが、それもあってか見学者が少なくゆっくり見ることができました。
洋館の横になぜこの方が?支援者から寄贈されて無下にできなかったとか。
google mapはなかなか厳しい
鳩山会館からの帰りは丸の内線の茗荷谷駅まで20分くらのようなので歩くことにしました。
google mapのご指示通りに歩いていくと、この道であってる?
道というより長い急階段。
ウソでしょ。
しかし、昨日の朝はウォーキングもしていなかったので頑張って階段を上りましたよ。
mapには「鼠坂」とありますが、特段そんな表記には気付かず足元を見ながらゼーゼー息を切らしていたら塀の角にこんな絵がありました。
ねずみ坂だものね。
上りきって下を見下ろすとやはりかなり急坂です。
音羽の谷とはこういうことなのですね。
『鼠坂』はネズミしか通れない急な坂というのが由来のようで、森鴎外の小説「鼠坂」の舞台となった坂だそうです。
それにしてもgoogle mapにはいつも助けられていますが、こんな裏道歩かせるの?ってこともよくあってなかなか厳しい。
この鼠坂を知っていたら遠回りして上らなかったかも。
病院に行って、鳩山会館に行って家に戻ったのが12時ころ。
なかなか有意義な時間の使い方ができて満足です。
ほどほどの運動にもなりました。