カズの子の60代もハッピーライフ

還暦は超えたけれど… 人生これからですわ💕

暑い日は映画観賞『国宝』『父と僕の終わらない歌』

家でゴロゴロしながらAmazon Prime Videoを視ることが多く、最近映画館に行ってないかも。

これは観たいと思っていた『国宝』

大ヒット上映中

ブロガーさんの記事を読んで早速観てきました。

自宅から徒歩15分圏内のいつもの映画館。

平日だったので大ヒット上映中とは思えない空きっぷりでした。

オンラインでチケットを購入して行きましたが、シニア料金が1,300円から1,500円に値上がりしていました。

どうも今年2月から料金変更になっていたようなので、少なくともそれ以降映画館に足を運んでいなかったらしい。

kokuhou-movie.com

 

任侠一門に生まれ、歌舞伎役者に引き取られた主人公が国宝になるまでの物語。

恥ずかしながらこの歳で歌舞伎を観劇したことは3回しかないので、なんともコメントしにくいのですが・・

主人公を演じた吉沢亮さんも助演の横浜流星さんも、なんと美しい女形なのでしょう。

子どものころから厳しい稽古を重ね、上手くなっていく様子が映画の中でもよくわかります。

吉沢亮さんはこの役のために1年半稽古をしたそうですが、役者さんって本当に凄い。

1年半でここまでできるなんて。

上映時間の約3時間があっという間でした。

歌舞伎通の方々が観たら色々思うところがおありかもしれませんが、私は歌舞伎の舞台を観ているような気さえして、思わず拍手しちゃいそうでした。

映画での演目を歌舞伎座で観てみたいという気持ちになりました。

この映画は映画館で観ることをお勧めします。

 

『父と僕の終わらない歌』

www.mhlw.go.jp

なんと、厚労省がタイアップしていました。

 

『国宝』を鑑賞した翌々日に同じ映画館に観に行きました。

この日は、映画館のサービスデーで料金は1,300円でした。

寺尾聰さん演じる父がアルツハイマー認知症となり、徐々に色々なことを忘れたり、できなくなったり・・それを松坂桃李さん演じる息子と妻が支える。

認知症になったら何もかもわからなくなるわけではないことは、私も知っています。

それでも世間一般には認知症だけにはなりなくないと言う人が多いと思います。

確かにならないに越したことはないけれど、若年性認知症のご本人がおっしゃっていた『認知症は不便ではあるけれど、不幸ではない。』と言う言葉が忘れられません。

認知症予防のドリルとか、良い食べ物とか色々な情報が溢れています。

歳を重ね細胞の老化は免れず、足腰など体のフレイルが先か、脳のフレイルが先かの違いで、誰もが認知症にかかる可能性があると聞いたことがあります。

認知症を診断する『長谷川式認知症スケール』を確立された長谷川医師も認知症になられたことからしても、それは明らかでしょう。

映画の中で認知症の症状が進み、本人が一番混乱し怯えている様子や家族の苦悩を見るのは辛くもありますが、それがテーマではありませんからご安心ください。

若い頃歌手を目指すほど歌と音楽を愛する父は、妻や息子のことがわからなくなることはあっても、音楽が流れると歌を口ずさむのです。

寺尾聰さんの歌が本当にいいのですよ。

寺尾聰さんと言えば、『ルビーの指環』をリアルタイムで聞いていた世代です。

映画の中でJazzを歌う寺尾聰さんの歌をフルバージョンで聴きたかった。

認知症になっても、好きなことや体に染みついた記憶は脳の奥に刻みこまれているものなのですね。

言葉で表すことができなくなっても、感情表現が上手にできなくなっても何もかも空っぽになって、その人でなくなるのではないということを覚えておきたいです。

認知症のことばかり書きましたが、映画の舞台は横須賀で、私も行ったことがあるドブ板通りでロケをされ、音楽シーンも多く決して暗い映画ではありません。

 

暑くて外出するのが億劫になりますが、映画鑑賞とウォーキングの一石二鳥になるのでちょいちょい出かけてみようと思います。

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映画館を出てちょっと歩くと公園があります。

エアコンで冷えた体をお散歩してリセット。

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リヤカーがプランターにアップサイクルされてました。

なかなか良いアイデアですね。

 

帰宅したら速攻シャワー、ノンアルビールで水分補給をしました。

 

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