先週土曜日6月28日にテレビで何気なく観た『題名のない音楽会』にサラ・ブライトマンさんが出演されていて、来日されているのを知りました。
CDとDVDは持っているけれど、もちろん生の歌声を聴いたことはありません。
同世代のサラ・ブライトマンの生の歌声を聴けるチャンスはもうないかもしれないと思ってチケット情報を見たら、1週間前だというのに買うことができました。
S席 22,000円。
一人で行くつもりだったのに夫も行くというので、44,000円也。
感想・・行って良かったーーー
好きな楽曲が詰め込まれてた
昨晩のTBS『情報7DAYS』でほんのちょこっとサラ・ブライトマンさんのインタビューが放送されました。
会場での席は2階席(それでもS席)でオペラグラスも忘れたので、とてもお顔まではわかりませんでしたがテレビではドアップ。
なかなかの貫禄でした。
そのご本人が今回の公演のプログラムは日本で人気のある曲を集めたもので、多分これが最後になるでしょうということでした。
毎日2時間のボイストレーニングを欠かさず自分をアスリートとおっしゃっていました。
60代になった今でも若い頃と変わらず澄んだソプラノ。
すごい声量で歌い上げた直後に、息切れもせずごく普通にトークできる。
まさにアスリート。
途中休憩を挟み、アンコール曲も含めて全24曲。
ほとんどが知っている曲で、観客も同世代の方が圧倒的に多かったですが、スタンディングオベーションもあるくらい会場は盛り上がっていました。
楽曲全てを覚えていないので、神奈川公演のプログラムがありましたのでリンクさせていただきました。
『オペラ座の怪人』にまつわる思い出
サラ・ブライトマンがミュージカル『オペラ座の怪人』でクリスティーヌにオリジナル・キャストとして出演したのはあまりにも有名。
オペラ座の怪人を作曲した現代のモーツァルトと称されるアンドリュー・ロイド・ウェバーは、当時サラ・ブライトマンと婚姻関係にあり妻のために作ったのだそうです。
ロンドンでの初演が1986年、その後ニューヨークのブロードウェイでも上演され、初代クリスティーヌ役はサラ・ブライトマンでした。
昨日のコンサートでももちろんオペラ座の怪人はプログラムにあり、ゲストのテノール歌手ジェイ・ドレフとのデュエットも素晴らしかったです。
そして昔昔を思い出しました。
ブロードウェイで『オペラ座の怪人』観たのですよマジェスティック劇場で。
色々な記憶が抜け落ちているのに、このニューヨーク旅行はとてもよく覚えています。
私が40歳を迎えた記念に、夫とニューヨーク旅行をしたのでもう四半世紀以上前のこと。
私は独身時代を合わせると3回目、夫とはその数年前のクリスマスシーズンに行ったことがありました。
しかし40歳記念のこの時は飛行機のビジネスクラスに初めて乗ったりで記憶が鮮明。
せっかくニューヨークに行くのならブロードウェイでミュージカルも観てみたい。
オンラインで簡単にチケット入手できる時代でもなく、クレジットカードのダイナースクラブのサービスを利用して手配してもらいました。
マジェスティック劇場のチケットブースでドキドキしながらクレジットカードを示してチケットを手にしたこと、思ったより小さな劇場で座席も狭くて窮屈だったことを思い出します。
その時に購入したパンフレットは今どこに?
その時のキャストの記憶はないのですが、もちろんサラ・ブライトマンではなかったはず。
思い出にファントムの仮面の飾りがついたフォトフレームを劇場で買ったものはまだとってありました。
ニューヨークはこの数年後に9.11のテロに遭いましたが、2023年4月に幕を閉じるまで35年のロングランを記録したそうです。
結局ニューヨークにはまたいつか行きたいと思いながらこれが最後となってしまいました。
それでもこの時の思い出はいっぱいあります。
ニューヨークに行った何年後か定かではありませんが、友人と行ったロンドンでも『オペラ座の怪人』をみました。
この時のファントム役がちょっと太めの方で、え〜イメージ違うって思ったのでした。
ミュージカルですからもちろん歌は素晴らしかったんですよ。
でも、その見た目インパクトで集中できなかった。
サラ・ブライトマンが演じたのはもう40年近く前ですから、当時はスレンダーで可憐なクリスティーヌだったに違いありません。
同世代の私だって、その頃はね〜
コンサートで色々な記憶が蘇る。
これから残りの人生は物ではなく、体験にお金を遣いたいと改めて思いを強くした日となりました。
銀座でランチ
コンサートの時間までたまには銀座をブラブラ歩き。
昨日が例の7月5日で訪日観光客が激減していると聞いていましたが、そんなことはないようで三越のシャネルは店外に入店待ち列にスタンションまで張られていました。
歩行者天国の道路の真ん中は人気の撮影スポットのようでした。
ランチは『串あげもの 旬s 銀座店』
家で揚げ物は滅多にすることがないので、無性に食べたくなり一休レストランで探しました。
一休レストランは知っているお店がお安くなっていたりするので時々利用することがあります。
お店はビルの10階にあり少し古めかしい感じではありますが、なかなかの繁盛ぶりで女性客が多かったです。
昨日はランチコースをいただきました。
おまかせの串揚げ10本にサラダ、ご飯、味噌汁、乾杯ドリンク1杯、デザートで2,600円と激安。
串揚げは1本1本揚げてくださり、熱々サクサクで美味しかったです。
特に好きだったのは、中がレアの帆立、ハモ、アスパラ。
飲み物と揚げ物を単品で追加したので2,600円には収まりませんでしたが、夫が珍しくまた来ても良いと言ってました。