眠い、眠すぎる。
旅行中の寝不足を同じ期間をかけて取り戻しているよう。
お部屋やベッドが快適でも旅先では熟睡できないんです。
なぜかハワイではいつも以上によく眠れるんですけど。
映画『国宝』を観て、御多分に洩れず歌舞伎座で歌舞伎を観てみたくなりました。
せっかくなので、人間国宝の坂東玉三郎さんが出演される演目を探したら、松竹創業百三十周年 八月納涼歌舞伎 第二部『火の鳥』がありました。



『火の鳥』は書き下ろしの新作で玉三郎さんが火の鳥を演じ、松本幸四郎さんが大王を、そして2人の王子、ヤマヒコを市川染五郎さんとウミヒコを市川團子さんが勤めます。
そもそもチケット取れるのか?
とりあえずチケットWeb松竹のサイトを確認し、受付開始時刻前にPC前でスタンバイ。
特等席は既に満席になっていたので、これは松竹歌舞伎会の先行販売などでうまっているのでしょうね。
とりあえず席が取れればラッキーくらいの気持ちで臨んだので、受付開始と同時にPC操作したらなんだか座席選択まで進んだので、あら?取れるんだと特等席ブロックのすぐ後ろの列の席をキープ。

緑色のブロックが特等席
でもやっぱり、もう少し真ん中にしようかしらと座席変更の操作を始めたら、あれよあれよと席はうまり、元々キープした座席も無くなってしまいました。
慌ててその数列後ろの席を押さえましたが、惜しいことをしました。
1等席 16,000円也。
特等席が17,000円ですから特等席が良かったな〜。

2013年に歌舞伎座が建て替え完了してから1度行っただけ。
その時の演目も覚えていません。

開演前はこんなでしたが満席だったようです
席は1階の花道寄りだったので、ここを役者さんが通る時にはとてもよく見えました。
第ニ部の演目は
1.日本振袖始
2.火の鳥
ストーリーは置いといて、
横に長い舞台に映像が流れ、その中を二人の王子がセリフもなく動き、高い山の上を登っているようにみえる。
その間ピアノの音楽が流れ、二人が火の鳥を探している様子がイメージでき幻想的。
そして黄金のリンゴの木のもとに、火の鳥、長い翼の真っ赤な衣装に包まれた玉三郎さん登場。
その火の鳥の周りを羽を表しているのか、赤い衣装のダンサーたちが踊り、ミュージカルみたい。
さすが新作、斬新です。
感想は…
ど素人の戯言ですが、コレも歌舞伎?
斬新過ぎて、ちょっとついていけないかも。
前半はセリフが少なく幻想的な風景が多かったのですが、後半は火の鳥が語るのですがなんだか説教くさい気がしました。
最後に火の鳥が舞った場面は素晴らしかったです。
ワイヤーの宙吊りではなく、背部にクレーンのアーム部分のようなものを接続しそれで持ち上げているように見えましたが、思いっきり大きな翼を広げ舞台から客席に舞い上がる姿が実に優美。
さすがにこれはお着物では演出できませんね。
終演後出口までの通路で後ろを歩くオジ様が喋ってました。
火の鳥が出て来た瞬間、美川憲一を思い出しちゃってさー、そこからずっと美川憲一にしか見えなかったよ〜、ハハハ
ちょっと同意。
音楽も、三味線も鳴物もなし。
歌舞伎に詳しくないからこそ、そういう固定観念に捉われているのだと思いますが、やはりお着物姿が観たかった…
正直に告白します。
途中で首がガクッと後ろに…
一瞬寝ちゃったみたいです。
第二部は14時過ぎの開演だったので昼食は自宅で済ませ、幕間に何か食べようと思っていなかったのですが、30分の幕間に皆さんけっこう召し上がってました。
左隣りのマダム3人はハイボールと焼き鳥、右隣の親子は鯛焼き、皆さんこの時間も楽しみの一つなのでしょうか。
役者さんが『せり』から上がってきた時には、その下が奈落ね、なんて映画『国宝』での場面を思い出したり、舞台袖の様子を想像したり、ちょっと違った見方もできて久々の歌舞伎観劇を楽しめました。
また観に行きたいと思います。
