7月後半、スリランカ周遊とジェフリー・バワ建築のホテルに泊まるのがテーマのツアーに参加しました。
初めてのスリランカ旅行でジェフリー・バワを知り、2回目のスリランカでジェフリー・バワのホテル、ジェットウィング・ラグーンに泊まり、3回目となる今回の旅では3箇所のホテルに泊まりました。
ジェフリー・バワ
ジェフリー・バワはスリランカが生んだ天才建築家で、バワの建築スタイルは「熱帯建築」または「トロピカル建築」と呼ばれ、アマンリゾーツの創業者エイドリアン・ゼッカーや、その多くのホテルを設計した建築界の大御所ケリー・ヒルをはじめ、ホテルや住宅を手がける建築家やインテリア・デザイナーたちが参考とする一つのバイブル的存在となっている。(※JetwingのHPから引用)
スリランカはポルトガル、オランダ、イギリスの植民地だった歴史がありますが、ジェフリー・バワはバーガー人(ヨーロッパ人とスリランカ人の混血)の富裕層の生まれです。
乳母に育てられ、専用の男性使用人もいたそうですから文句なしのお坊ちゃまです。
4歳で父親を亡くし、母方で育ちますがこちらも富裕層。
イギリスのケンブリッジ大学で学び、弁護士資格を取得して法律事務所に入りましたが、母親が病に倒れ兄から帰国を促されました。
その兄はセイロン総督の副官で、兄が手配した空軍機で帰国したっていうんですから凄すぎます。
セイロンでも弁護士をしていましたが、その後セイロンは独立し何やかんや色々あって(←すごい省略)、38歳で建築家になりました。
ジェットウィング・ビーチ
バワホテルにはジェットウィングと名がつくホテルが多いですが、ジェットウィングはスリランカのホテル事業と観光事業を営む会社です。
このホテルはコロンボ空港から約30分と近く、スリランカ初日に宿泊しましたが、夜着いて翌朝早くにチェックアウトしたので、ホテル内散策をゆっくりすることはできませんでした。

エントランスの天井にはヒンドゥーの神様? ボヤけてますが



チェックインを待つ間 ウェルカムすいかジュース
フロントが2階に位置しているので、1階の部屋までは階段で移動。
お部屋の広さはごく一般的なツイン程度で、バスルームがガラス張り(ブラインドあり)。
最近このスタイルが多いですが好みではありません。
特に1階で庭に面している部屋なのでブラインドを上げて外の景色を楽しむなんてことはありませんから。
スーツケースを置くスペースやクローゼットにスペースは十分にありました。
と、書きながら写真は1枚も撮ってませんでした。
到着した夜にはよくわかりませんでしたが、庭に面した窓から外に出ることができ、プールやビーチにはロビーを通らずアクセスできます。
窓には外から鍵をかけることができるので、セキュリティは保たれているようです。
私たちは1泊しかしなかったので、ロングステイした場合の快適さはよくわかりませんが、たまたま宿泊した晩が土曜日の夜だったからか、ビーチで夜遅くまで生バンド演奏が続きとてもうるさかったです。
23時頃には終了するのではないかと思っていたらとんでもく、夜中の2時まで続き翌朝が早かったのでこたえました。
ホテル主催のものではないのでいたしかたありませんが、ロケーション的にこういうことがよくあるのかもしれません。
割と近くに位置する同じくジェフリー・バワホテルのジェットウィングラグーンの方が静かに過ごせたように思います。
食事は夕・朝ともにホテル内のレストランでビュッフェスタイル。
それはいいのですが、ディナータイムは各国料理のライブキッチンが屋台のように並んでいて、オーダーしてから作ってくれるので出来立てではあるのですが時間がかかる。



ちゃっちゃと食事を済ませたいのに、時間がかかる・・・
朝食はごくフツー。


スリランカの家庭料理「ホッパー」は米粉とココナツミルクで作る半球状のクレープのようなもので、外はカリカリ中はもっちりした食感です。
卵を落としたエッグホッパーはどこのホテルでも作りたてでした。
庭に面したレストランなので、リスが時々顔を見せます。
朝はビーチに面しているので、お散歩するのにほど良い感じ。


朝ブラインドを上げたら、テラスにワンちゃんが


これはプールではなく池です
プールもありますが、もちろんプールでゆっくりする時間はなく見ただけ。
こちらのホテルにお泊まりの際は1階のお部屋をお勧めします。



3階までしかない低層の建物ですが、上階のベランダには鳥が来るのかネットが張られている部屋もありましたからちょと鬱陶しいかもしれません。
ナンバー11(イレブン)
ホテルではないのですが、こちらも必見です。

ジェフリー・バワが実際に住んでいた家で11番地にあったのでナンバー11と呼ばれているそうです。
4軒連なった家を順に買い足して30年かけて改修していったので入り組んだ形をしています。
現在バワ財団が管理していて予約が取りにくく、ツアー申し込みの際には外観だけの見学になる可能性ありと注書きされていましたが、幸い直前に予約が取れたそうで建物内の見学をすることができました。
そして、なんとこの家に1日一組限定で宿泊することが可能で、宿泊客で一番多いのが日本人だそうです。
とても狭い路地を入った場所にその建物はあり、入り口を入るとロールスロイスが置かれています。

入ってすぐの印象的な壁面。この前にロールスロイスが停まっていますが写真なし。
ジェフリー・バワは3台のロールスロイスを乗り継いだそうです。

ヘリタンス カンダラマ用にデザインされたアイアンチェア
ロールスロイスの前で、スタッフの方がジェフリー・バワと建物について熱く語ってくれました。

ジェフリー・バワの下で一緒に働いたことがある方なので、熱量半端ない。
30分くらい立ったままお話しをうかがい、ようやく靴を脱いで見学が始まりました。
一部の部屋は撮影禁止でしたが、今でも住まわれているのではないかと錯覚するほど居心地の良さそうなお部屋でした。

ジェフリー•バワさんの写真

Ⅱじゃなくて11(イレブン)


壁にフクロウのモニュメント。アーティスト ラキ セナナヤケさんの作品。
ジェフリー•バワ ホテルで度々目にすることができます。
ヘリタンス カンダラマには驚くほど大きなフクロウのモニュメントがありました。
廊下の一部に屋根と壁がなく、自然の風と光が入り、雨が降れば雨音がする、それは他のホテルや建物にも見ることができました。





アイアンの手すりがステキ
広くはありませんが屋上も居心地良さげでした。

ジェフリー•バワさんが階段を上るのが厳しくなって、屋上までのエレベーターが造られたそうです。
こういうお家で暮らしてみたい。
次はヘリタンス カンダラマについて書こうと思いますが、いつになることやら…
