
クルーズ船の旅3日目。
乗船してから寄港することなく、今は鹿児島をこえて釜山に向けて航行中です。
昨日はあいにくの天気で、船内を歩き回って、お部屋でお昼寝してダラダラ過ごしました。
今日は天気がよく、やっとクルーズ気分を味わえます。

狭い客室にベッドが3台、93歳の父と四六時中一緒にいると、同居している弟夫婦の大変さがほんの少しわかったような気がします。
やっぱりアルツハイマーなんだなーと認めざるを得ない場面がたくさんありますが、ネアカな父はめちゃ面白いです。
父が寝ている時以外頻繁に口にすること。
1.船の中に銀行はある?お土産を買うお金をおろしたいんだけど。
→お父さんの口座から〇〇(弟の名前)がお金をおろしてくれたから、私が預かって金庫にしまってあるから大丈夫。
2.船には何時に乗るの?
→今、船の中〜
3.今日帽子被ってたっけ?
→部屋の中で帽子は被らないでしょ〜
こんな会話が頻繁にあり、この他にも、従兄弟と旅行した話、会社勤めしていた頃の話しなどなど、おしゃべり全開。
これに嫌な顔をせずつきあっている夫はけっこういいヤツかも。
学生の頃から私の実家に遊びにきていた夫のことを未だに君付けで呼ぶ父。
人混みの中ではぐれそうになると、父は夫と腕を組んで歩いてます。
私じゃなくて。
あまり人見知りしない父は、『93歳、頭の方は自信ないけど足だけは丈夫』と自己紹介してクルーたちに名前を覚えてもらってます。
手なんか振っちゃってさ。
年齢を自己申告して、えーっ若い!って言ってもらうのが嬉しいらしい。
食事も何を食べても美味しいとモリモリ食べてご満悦。
夫より、私より、たくさん食べてます。
寄港地のエクスカーションは疲れるかしらと心配しましたが、せっかくの機会だから参加するそうです。
今朝も船内のバックステージツアーに参加して歩き回りましたが、全然疲れなかったって。
昭和一桁、体の作りが違うんでしょうか。
バックステージツアーは写真撮影禁止なのが残念でしたが、ステージの楽屋、音響・照明、ランドリー、厨房などの説明を聞きながら約2,5時間かけて歩きました。
2階に位置するランドリー工場は水面下に位置し、4階は保管庫やクルーの居室があったり、ここを通ってどこにでもアクセスできるよう全長300m以上あるベリッシマを遮るものなく船首から船尾まで行き来することができます。
この階にクルー用の部屋、バー、プール、レストラン、コンビニなどがなんでも揃い、クルーたちの生活を支えています。
クルーによって乗船期間は違うそうですが、その間基本的に1日11時間勤務で休日無し!
慣れるまではたいへんで、早々に辞めてしまう人も多いそうです。
過酷ですね。
ベリッシマのレストランには日本人シェフがいらして、今日はその方が厨房を案内してくれました。
日本食に使う調味料は全て日本の物を使うこだわりよう。
熱い物は熱く、冷たい物は冷たくというように日本人の繊細な舌に合わせているという説明に、参加者からラーメンに刻みネギが入ってたらもっと美味しかったのにとの声が上り、さっそく指示しておいてくださるそうです。
見えないところでスタッフの皆さんが乗客が快適に楽しく過ごせるようにお仕事をなさっているのが垣間見えて、なかなか楽しいツアーでした。
このツアーは42ドル/人でした。

以前乗船したロイヤルカリビアンではレストランのバックステージツアー後、シャンパン飲み放題パーティがあったんですけどね〜。

