簡易ローゴク?
かつて勤めていた会社の元上司であり、同僚であり、飲み友のオジサマは私より10歳年上ですが、退職後も時々会って飲んだりする交友が続いています。
早くに奥様を亡くされたので、何でも自分でできるマメ夫さん。
LINEの頻度も凄まじく、もう勘弁してくださいと言う時さえありました。
それが昨年から連絡が来なくなり、電話をしても出ないのでとっても心配していました。
風の便りでお嬢様がお住まいの北関東の高齢者施設に入所したらしいと聞きました。
私の誕生日にはは、いの一番にLINEでメッセージをくださったのになしのつぶて。
ちょっと寂しくもあり、心配でもあり。
それが最近短いLINEが来るようになりました。
入所されている施設は外出自由なのか尋ねたら、単独での外出禁止。
引きこもりじゃなく、閉じこもり、簡易ローゴクだよ、って。
牢獄は言い過ぎでしょ。

でも、父が約一週間お世話になったショートステイ先の施設を訪ねた時、私も内心ちょと思いました。
入所者の安全が確保されている代わりに本人の自由は無い。
アメリカに赴任していた期間が長くアメリカの年金と厚生年金を受給しているので、お金は貯まる一方で遣う時がない。
そう言えばお金も見てないな。
だそうです。
遣う場所がありませんからね。
父の年金からお小遣いを弟が毎月おろしていますが管理しているのも弟。
先日父と一緒に出かけた際にはお財布も持っていませんでした。
自分で買い物をする機会がなくなり、お財布を持つ習慣も無くなったようです。
昨年の今頃はまだ銀行や買い物にも自分で行っていたのにです。
子どもがいれば安心?
いつかは私も高齢者施設にお世話になることがあると思います。
相談できる子どもがいれば心強いのかもと思うこともあります。
父も一人暮らしに限界を感じて弟との同居を決め、家事全般をしてもらえてありがたいと言っています。
ただ、デイサービス・ショートステイなど父に相談はなく、弟の決めたことに従うしかありません。
そのことに不満を感じても世話になっている弟には言えず、時々私にこぼす事がありますが、弟に言わないように口止めされます。
簡易ローゴクなんて言う元同僚は、離れて住むお嬢さんが心配して近隣に呼び寄せてくれたのだと思います。
お嬢さんのお住まいは元同僚が資金を出して、いつか一緒に住むかもしれないとお部屋を準備してくれたと嬉しそうに話してくれたことを思い出します。
共働きで日中お留守になるので、高齢者施設の方が安心でしょうね。
子どもとしての安心感。
本人の満足感。
バランスとるのはなかなか難しいことなのかもしれません。
私たちには心配したり助けてくれる子どもはいないので、すべて自分たちで決めなくてはいけない。
元同僚はまだ70代で多少認知機能は低下しているかもしれませんが、身体はいたって健康。
自分の意思で外出もできない日々ってどんなだろう。
意外と高級老人ホームで充実してたりして?
そうであることを願います。
