最近、NHKの朝ドラ再放送『ひまわり』を見始めました。
朝の習慣でBS NHKで7:15からの放送をなんとなく見続けていて、前作『どんど晴れ』の次が『ひまわり』だったというだけなのですが。

1996年に放送されたドラマなので、当時仕事をしていた私はもちろん観るの初めて。
再放送第1日目に予備知識もなく視聴して昭和のドラマかと思ったくらい男尊女卑感満載でした。
そして放送されたのが1996年=平成8年だと知って驚きました。
男女雇用機会均等法が施行されて10年も経ってこれですか。
その当時にはこんなものだと感覚も麻痺していたのかもしれませんが、改めて観ると驚き呆れます。
それにしても国民年金の「第3号被保険者制度」が、1986年(昭和61年)4月に創設されたのと、男女雇用機会均等法が施行されたのが同じタイミングっていうのが噴飯物です。
『ひまわり』で描かれている職場の空気は驚くほど“男社会”。
女性は補助的な役割にとどまり、理不尽とも思える扱いが当たり前のように存在しています。
ドラマとして誇張されている部分もあるのでしょうが、「ああ、確かにこんな感じだった」と妙にリアルに感じる部分もあります。
私は入社後20年以上女性中心の職場で仕事をしていましたので、日常の仕事では男性が腰掛けで女性の方がベテランという環境でした。
ただ、男性は異動と同時に新入社員以外誰でも『長』がつくポジションになるのに女性がそこに至るには10年以上かかり、それも稀なことでした。
仕事も出来ないのに、なぜ男性は・・・???
と、思うこともしばしば。
ドラマでは主人公が結婚することを上司に報告し、それが元で希望していた部署への異動はなくなり、退職勧奨のような福島への異動を命じられました。
私も上司に結婚の報告をした時、
『で、どうするの?』と聞かれ
『何をですか?』と訊ねると、
『辞めるの?続けるの?』と言われました。
確かに私の同期もほとんどが結婚と同時に退職したので、上司としては退職前提での報告だと思ったのでしょう。
私が結婚したのは雇用機会均等法施行前でしたしね。
こんな思い出話しを書いていると、当時のことに憤慨していると思われるかもしれませんが、当時はそんなものかと特にムカつく!なんてこともありませんでした。
私自身が総合職に転換し、管理職になったのは入社して20年以上経ってからのことでした。
社内での職掌転換の第一期生。
道が用意されていたわけではなく、ようやく扉が開き始めたタイミングに居合わせた、そんな感覚です。
1996年はバブル崩壊後の超就職氷河期。
会社勤めで色々なことがありましたが、就職のチャンスさえ閉ざされた人たちを思うと贅沢な戯言ですね。
ドラマを観ながら、そんなことを思った朝です。
