昨日沖縄から帰って、ビデオ録画してあったNHK『歴史探偵 首里城と琉球王国』を観ました。
放送されたのが22日、私が首里城に行った日が23日。
惜しい!
帰ってから復習ではなく、行く前に予習していたら見るところも、見え方も全く違ったかも。
こういうパターン多いんですわ。
ゆいレール首里駅からどうやら少し遠回りしているような気がして、途中沖縄芸大からも行けるのではないかと行ってみたら、ハイあたり。
大学を超えると池。
行ったことないけれど、なんとなく中国の趣があるような気がします。
琉球王国時代の中国との関係を思えば、そうかもしれない。
池のほとりから見上げると立派な石垣。
そこまで坂と階段を登ると守礼の門があります。
更に進むと有料見学エリアがあり、400円お支払いして入場。
2019年に正殿から出火して9施設が消失したのは記憶に新しく、今は2年後に向けて復元工事が進んでいます。
その工事の様子が建物の外からですが、ガラス越しに見ることができます。
職人さんたちの働く様子は、地図に残る仕事と同様、末代まで語り続けられる素晴らしいお仕事だと感慨深い。
正殿の屋根は間もなく塗装の段階に進むと、NHKの番組で紹介されていました。
消失前の朱赤のような鮮やかな色から、今回の復元では茶色味がある赤色に変わるそうです。
以前は工業用の紅殻が使われ、今回の復元では沖縄産の紅殻が使われるそうです。
番組では職人さんたちが屋根の下に寝そべって、腕を伸ばして下塗りをされている様子が紹介されていましたが、腕が攣りそう。
その他にも古文書を基に変更される点がいくつもあるようで、2年後に完成したらまた行かなくては。
見学コースの頂上からは街一帯が展望できます。
ビルも何もない当時はどんな景色が望めたのでしょう。
それにしても広くて起伏もあるので、歩きまわって汗が滴り落ちました。
所々に飲み物の自販機もありましたが、熱中症にはご注意ください。
熱中症はカンカン照りの高温の日だけでなく、曇りで湿度が高いと体に熱がこもって危険ですからね。
帰り道、芸大近くのローソンの入り口も渋い赤瓦風でした。