またやってしまいました。
事前に下調べもせず、行ってみて撃沈のパターン。
夫が電車の吊り広告に、川崎大師で赤札授与というのがあったから行ってみようかと、朝食後に言い出しました。
お天気も良いし、近いし、とりあえず出かけてみました。
前日、JR川崎アトレの堂本に並んで大師巻きを買ったばかり。
2日連続でお大師様。
参道は人でいっぱい、賑わってます。
そして境内に入るとスゴい行列で何事?
何事って、10年に1度の『大開帳奉修(赤札授与)』が5月1日〜31日まで開かれていたのでした。
昨日は期間中最後の日曜日、それは混みますは。
境内の真ん中にそそり立つ供養塔に長い列。
この供養塔から伸びる綱は御本尊の弘法大師様の右手に繋がっており、これを手に取って拝むことでお大師様とより深い縁を結ぶことができるそうです。
写真ではよくわからないかもしれませんが、塔の上から本堂に向かって1本の綱が伸びています。
よく意味もわかっていなかった私たちはもちろん退散。
ところで、赤札はどこでいただけるのかと思ったら、『赤札をお待ちの方はこちらでーす!』と警備の方の声がする方に向かうと、えらいことになっています。
先頭がどこかもわからないほどの行列ができています。
ここで初めてネットを検索すると、赤札をいただくのに4時間待ったというブログやXが。
ヒエ〜
とても無理です。
そもそも、大開帳とは何ぞやも知らずに出かけた不届き者。
本堂でお参りだけさせていただいて、川崎大師を後にしました。
駅から歩いている時に折り畳み椅子を手にした方を何人も見かけて、どこで使うのかしらなんて思っていたのですが、待機中にお使いになるんですね。
そして家に帰ってから改めて大開帳奉修について調べて、つくづく場当たり的な私たちに呆れた次第です。
近くでお昼でもなんて思っていたのですが、これまたどこも行列。
くず餅だけ買って帰途につきました。
10年後の大開帳奉修、リベンジなるか?
後期高齢者になってるはずなので、折り畳み椅子を忘れないようにしないとね。