おはようございます。
東京は3日ぶりの晴れ予報ですが、まだ雲多めの朝です。
昨日のような雨で寒い日は、家でぬくぬくしながらの一人マッタリお茶時間が最高!
愛してやまないお茶筒
京都の開化堂の銅の茶筒です。
開化堂のお茶筒を何かの記念にお贈りしたことはあるのですが、自分のためにはなかなか手がだせませんでした。
退職前、ここが最後の職場となるであろうと思っていたので、同僚に私が退職する時には開化堂のお茶筒が欲しいと伝えておきました。
厚かましですよね〜。
でも、開化堂のお茶筒は注文してから手に入るまで時間かかるんですよ。
後任選びと人事異動の関係で、退職の意向はずいぶん前に伝えていました。
そして、それと同時に同僚が京都の開化堂に出向いてオーダーしてくれたそうです。
ありがたいことです。
そして退職日にめでたく我が家に来たお茶筒です。
大切過ぎてしばらくはサイドボードに鎮座していたのですが、一年経ってようやく普段使いを始めました。
空気に触れ手に触れ、これからだんだんと銅色(あかがねいろ)に変わっていくはずです。
青海波(せいがいは)
開化堂のお茶筒は模様なしが一般的ですが、私はこの青海波模様のものが欲しかったんです。
よくみる古典的な波模様で、振り袖の次に誂えてもらった着物が青海波模様の江戸小紋でした。
大好きでしたが、あまり着る機会がなく今も箪笥の中。
青海波紋様はペルシャ発祥で、シルクロードを経て飛鳥時代に中国から日本に伝わってきたそうです。
平安時代の雅楽に『青海波』という舞曲があり、源氏物語で光源氏が舞ったことで知られているとのこと。
青海波文様は「無限に広がる穏やかな波に未来永劫と、平和な暮らしへの願い」が込められていて、縁起がいい吉祥文様(きっしょうもんよう)のひとつとされています。
この意味を伝え、私のリクエストを叶えてくれた同僚たちに感謝です。
それにしても厚かまし過ぎ…
ちなみに開化堂オンラインでも購入可能です。