昨日は蒸し暑い一日でしたが、今日のように曇り空で湿度が高いよりはマシでした。
福岡2泊3日で観光らしいのは初日の柳川を除くと、福岡大仏をお参りしたくらいしかありません。
観光なんてちょと罰当たりですかね。
地下鉄祇園駅のすぐ側ににある東長寺。
東長寺は九州の真言宗九州教団の本山となっているお寺で、創建はかなり古く806年に空海が唐での修行から帰ってから建立したものだそうです。
博多駅も見えるくらいの街中にあって、周りにはオフィスビルが建ち並んでいますが、境内には六角堂や五重塔もある立派なお寺です。
そして、こちらの福岡大仏は木造(檜)坐像としては日本一の大きさだそうで、何気にスゴイです。
福岡といえば『博多祇園山笠』で有名な櫛田神社がありますが、東長寺の大仏は意外と知られていないように思います。
私も福岡で暮らした3年の間にお参りしたこともありませんでした。
東長寺で是非体験したいのは『地獄極楽巡り』です。
初めて体験した時には驚きました。
今回は気持ち的にちょっと余裕でしたが、初体験の父は期待通り驚いていました。
大仏の台座付近に入り口があり、まずは壁の地獄絵図を順番に見ながら歩を進め、地獄絵図が終わると真っ暗になります。
この真っ暗というのが、真の暗闇で非常灯さえないので、手すりに沿ってゆっくり歩いて行きます。
初めての時にはその先どうなるのか全くわからないので、ちょっとドキドキしましたよ。
漆黒の闇の中に『仏の輪』というものがあり、これに触れることができると極楽に行けるそうです。
それほど長い距離ではありませんが出口の明かりが見えるとそこには極楽の絵が。
大仏様の下、仏が示した道(手すり)を進めば今は暗闇でも極楽に行くことができるという教えのようです。
《夕ごはん》
ねばねば素麺(ひき割り納豆、オクラ、揚げ、茗荷、シソ)
春巻き
竹輪とオクラのカレー炒め
暑いとご飯を食べる気がしなくなります。