おはようございます。
今朝も雨まじりで寒いです。
昨日温泉旅行から帰ってきました。
宿泊した湯の浜温泉『亀や』は、ずいぶん前になりますが両親と一緒に利用したことがあります。
当時の母は膝痛で病院通いをしていましたが、温泉で温まったら痛みが和らぎ正座ができて、不思議ね〜なんて話したことを思いだしました。
山形には縁もゆかりもありませんが、酒田のフレンチレストランで父の定年退職祝いをしたり、桜の季節にあつみ温泉に行ったりと、両親と何度か旅行した思い出があります。
そして、私はその当時の父の年齢を超えてしまいました。
先月末、母が他界して一年が経ちました。
あっという間の一年、同居をしていなかったので、今も実家に帰れば母がいるような気がしてしまいます。
母の二人の妹は癌闘病中だったり、歩行困難だったりの状況なので、法事は行わず家族と従兄弟たちで母を偲びながら会食をすることにしました。
母の席と食事も設えてもらい、父がメソメソせず、母との思い出を楽しそうに話していたので母もきっと安心したでしょう。
母が骨折してから他界するまでの約3年半、父は本当に献身的に母の面倒をみていました。私はもっぱら在宅介護における諸調整係で、父は家事も含めて見事ににやってのけました。
訪問診療の先生や看護師さん、ケアマネさん、リハビリの方などお世話になった皆さんからいつも『お父さんすごい！さすが！』と、褒めていただいたのが励みになっていたのかもしれません。
母と家に来て下さっていた方々もいなくなり、一人暮らしはどんなに寂しかったかと思います。
時々早くお母さんのところに行きたいと泣き言を言うことはありますが、100歳まで頑張るとも言っています。
お母さん、お父さんのことは心配いらないから、もう少しそちらででゆっくりしていてね。
