おはようございます。
昨日はあったかくて、ダウンコートを着て歩き回ったら暑くて汗かきそうになりました。
一転、今日は朝からどんより寒いです。
昨日は一人暮らしをする父のところへ行ってきました。
何曜日に行くと決めていませんが、弟と被らないようなタイミングで、それぞれが週に1−2度訪ねます。
毎日夕方に定例のビデオ通話で話しているので、目新しいことはありませんが、少しだけ食事の作り置きをしたりしています。
父は体はいたって元気ですが、90歳という年齢なりに忘れっぽいところもあります。
同じ話しを何度も耳にしますが、へエ〜そうなのと、初めて聞くように返事しています。
それなのに昨日に限ってキツく言ってしまった。大したことではないのに。
先週金曜日に訪ねた時、喪服用のネクタイが見つからないというので、私がクローゼットの中にあるのを見つけました。
喪服と一緒にここにかけておくからねと、父の目の前でしまったのに、昨日またネクタイを探したけれど見つからないから買って来てと言われ、ついついイラっとしてしまいました。
先週私が探して、お父さんの目の前でここにしまっておくって言ったでしょ!
って、言ってしまったんですよね。
こんな些細なことでなぜイラついてしまったのか自己嫌悪。
亡くなった母のお墓が完成し3月に納骨式を行うので、父はそのことで頭がいっぱいのはず。
母が元気な頃は洋服の管理は全て母任せだったのだから当然といえば当然。
あーそれなのに、それなのに・・
先日、病院の受付で車椅子に乗ったご高齢のお母様に娘さんがきつい言い方をされていました。
お母様は少しお耳が遠いのか、始めは耳元に話しかけていた娘さんの声がだんだん大きくなり、「今日は皮膚科できたんじゃないの?じゃあ何科の先生に診ていただきたいの?はっきりして!」というようなことの繰り返し。
その時、娘さんのスマホが鳴り、お母様から少し離れた娘さんは泣いていらっしゃいました。
お母様にキツイ言い方をしてしまったことで涙がこぼれたのではないでしょうか。
私にはそう見えました。
思わずもらい泣きしてしまいそうでした。
親の老いをなかなか受け入れられない時期もありますよね。
私もきっと父にキツい言い方をしている時があるはず。
60年以上連れ添った母を家で看取り、母がいなくなった家で初めての一人暮らし。
淋しいよね。
よくがんばってるよ、お父さん。
実家から帰るあいだそんなことをしみじみ思ってた。
そして、夜定例のビデオ通話。
今日はありがとね〜。
と、いつも通り明るい父。
昔からチョット天然なところがある父に救われます。