おはようございます。
昨日は冷たい雨のなかアルバイトにでかけました。
会社勤めの頃は、雨だろうが雪だろうが当たり前に通勤していたのに、お天気の悪い日は外出もせず家の中でぬくぬくしている生活になれてしまい、外に出ること自体がちょっと憂鬱。
易きに流れるのを体現しているワタクシ。
外出前にお雛様をかざりました。
私のお雛様はお内裏様とお雛様だけ。
立派な段飾りはありません。
それでも私はこのポッチャリ顔のお雛様が大好き。
両親が結婚した当時は一間の部屋で暮らし、とても段飾りの立派な雛人形を飾るような場所も経済的な余裕もなかったのでしょう。
ささやかでも二人で私のために雛人形を選び、毎年母がちらし寿司を作って祝ってくれたことを思うと感謝しかありません。
父は小学校に上がる前に母親をなくし、男兄弟の末っ子として育ったので、初めての子が女の子だったのがことの他嬉しかったらしいです。
本人からきいたことはありませんが、子どもの頃我が家に一緒に住んでいた叔母たちがよく言ってましたっけ。
私が結婚した時、実家から我が家に一緒にやってきて一年に一回だけ顔をあわせます。
お雛様も寄る年波には勝てず、髪は心なしか薄くなったような、お着物も色褪せて…
お雛様ももうじき前期高齢者ですものね。
でも、お顔には皺もなく、ほぼ同じ歳だというのに私とは違うわ。
大切にあつかってきたつもりですが、飾り台も台座も壊れてしまい、花台の上ににツメツメで座ってもらいました。
あと何回お会いできますかしら。
私はひな祭り直後に生まれたので、ほぼ1歳違い。
私の初節句の祝いに買った不二家のケーキについていた桃の花の飾りも毎年登場。
今となっては捨てることもできず、毎年お雛様と一緒に飾っています。
早く本物の桃の花も飾らなくちゃ。