おはようございます。
今日は昨年他界した母の誕生日。
これから一人暮らしをしている父のところに行ってきます。
4年前、母が一人での外出が困難になり、ガラケーを使う機会もなくなり、父が母のガラケーは解約し自分はスマホに変更したいと言い出しました。
電話機能以外使わないのにスマホって必要?とも思いましたが、90歳を目前に新たなことにチャレンジしようとする父の気持ちを尊重することにしました。
最低限の機能が備わっていて料金が安いものをさがし、TONEモバイルにすることにしました。
決めてはファミリーサポート機能があることでした。
元々は子どもに持たせるための機能だと思いますが、スマホの契約者を私として、サポート対象の父にTONEモバイルのスマホを持ってもらうことにしました。
私のiPhoneに『TONE見守り』アプリを入れて設定することで、TONEスマホを所持する父の現在地や歩数、乗り物乗車などの確認ができます。
子どもと同じ扱いでプライバシー無視な感じですが、このような機能があることを父に説明して了解を得ての導入です。
当時は母の通院や買い物のため時々父が車を運転していましたので、『お父さんが乗り物で移動中です』と私に知らせが来るので帰宅するまで、地図上の現在地を確認していました。
使い始めはスワイプとタップに慣れず苦労していましたが、何歳になっても習うより慣れろですね。
1番初めに教えたのはビデオ通話でした。
これを使えるようになって本当に助かりました。
急ぎの用がなければ毎日夕方に定時連絡があり、母とも話せましたし、食事の内容や時には冷蔵庫の中の在庫確認、郵便物の確認などができるようになりました。
母が要介護状態になった後は、訪問診療の医師や看護師さんともビデオ通話で情報共有することができました。
当時は私も仕事をしており週に1回は実家に帰っていましたが、この見守り機能とビデオ通話で私も多少安心できましたし、母の介護をしていた父にとっても毎日顔を見ながら話しができて良かったのではないかと思います。
google photoも共有しているので、父は朝食の写真と、何かトピックスがあると写真を撮ってくれるので、私はその写真と父の活動状況をアプリで確認して、今日もいつも通り!と、ひとまず安心しています。
今も週に1〜2回実家に帰り、少しだけ作り置きしたり、郵便物の確認やその他、父一人に任せておいて心配なことを手伝っていますが、今のところ元気で一人暮らしをしています。
それでも、60年以上連れ添った母がいなくなったことは当たり前ですが寂しいようで、早くお母さんのところに行きたいと泣き言を言うこともありますが、『お母さんはもう少し彼方で久々に会ったお友だちと楽しみたい。』って言ってると思うよ、と冷たいことを言う私。
そして、そんなことを言いながらも、毎日ウォーキングをして足腰を鍛えることに余念がない父。
もうじき母の一周忌です。