昨日も暖かかったですね。
気温のアップダウンが激しくて、ようやく治った風邪をぶり返しそうで怖いです。
先日、母の3回忌だったので身内だけでお墓参りと、お坊さんにお経をあげていただいて、その後に皆でちょっと食事をしました。
父が選んだ母の遺影を前にして、母との旅行の思い出を楽しそうに話す父。
昔のことは本当によく覚えていて感心します。
私たち夫婦とも何度も一緒に旅行しましたが、私たちよりずっとよく覚えている。
まだまだ大丈夫と安心したのも束の間。
実家の最寄り駅まで一緒に電車に乗って、家に帰りついたら父から電話。
法事用に少しまとめて銀行でおろしたお金(ウン十万円)は、父の中では全部私が預かってることになってる。
なんでそんなにお金をおろす必要があるのかって話しはしましたが、私が預かったのはお坊さんにお渡しするお布施の分だけ。
保管用に使っている父の札入れに、お金が入っているのを私も確認したのですが、その中は空っぽだそうです。
もー嫌っ。
いつもの場所にしまっておけばいいのに、なぜか時々妙な場所に仕舞い直すらしく、今までに何度もそんなことがありました。
その度に私に電話してきて、探しても見つからず夜も眠れないという始末。
それが、また妙な場所の封筒の中にあったと翌朝早くに電話がありました。
まーとりあえず見つかってよかったけれど、なぜ私に預けたと思っちゃうのか意味不明。
さらに笑っちゃうのは、法要後の会席で影膳として用意してもらったお料理は父が持ち帰ったので、あれは昨夜食べたの?って聞いたら、そんなの持って帰ってないと言い張る。
父が電車を降りる時、お弁当で手が塞がってるから転ばないように気をつけてと言って別れたのに。
全く記憶にないらしい。
本人は、じゃー駅から乗ったバスの中に忘れたのかもしれないと言う。
忘れたのなら仕方ないけれど、夕飯は何食べたの?と聞いたら、冷蔵庫に天ぷらや焼き魚があったから温めて食べたとのこと。
天ぷらは買ってきたの?
知らない。
?????
そして少し時間が経って父からビデオ通話があり、この箱って何が入ってたのかな?
それよ、それ。
お料理が入っていた松花堂弁当の入れ物ような箱。
どうやら、持ち帰った入れ物からタッパーに移して冷蔵庫に入れたことを忘れたらしい。
自分が買った覚えがないものが冷蔵庫に入っていても、不思議にも思わず食べちゃうのね。
メロンを送って下さったお友達に何かお礼をしたいというから、見繕ってこれでいいか父に確認してから手配したのに、またそのお友達に何か送ってほしいと電話。
だーかーらー、もう送りましたけど。
とにかく1日に4−5回は電話があります。
つい今しがた食べたものとか忘れちゃうのは超高齢者あるあるですね。
食事をしたこと自体を忘れてしまうとチョット心配ですが、まだ大丈夫なようです。
スマホも使いこなせてたいしたものだとは思いますが、時々お母さん助けてーーってな気持ちになります。
家計管理とか、その他、母がやっていたこと全般をこの歳になってやるのは父にはなかなかハードル高し。
わかっているけれど、ついつい、だ〜か〜らーって言ってしまう自分に自己嫌悪。
忘れちゃった人に、こんな言い方してもどうしようもないのに。
母がこんな様子を見たら悲しみますね。
一昨日は健康診断に行って、健康そのものと先生から太鼓判を押してもらったようで、ありがたいことではあります。
今日は会社員時代の後輩の皆様からのお誘いで、ちょっと遠出をする父。
行き方、電車の時間も全部調べてメモにして渡してありますが、超心配。
新宿から西武新宿線に乗り換えだな。
だ〜か〜らー、新宿から埼京線!
この会話いったい何回繰り返したことやら。
家を出る時間、駅に着いた頃、電車を降りた頃、何度も電話しちゃいそうです。
着ていくものも帽子から靴下まで、全部セットしておいたけれど、いつも履いてるジーパンとか着ちゃわないかしら。
父の健闘を祈る!
楽しんで来てね。