昨日は父からの電話がショックで脱力してしまいました。
身体のどこにも不調がない元気な91歳。
毎日のウォーキングを欠かさないのも見上げたものです。
身体はいたって元気だけれど、さすがに『脳』はそうもいかないようで・・
電話で先月他界した叔母の四十九日ももうじき、早いねーなんて話していたら、
父が叔母の葬儀の際に香典を50万円包んだと言い出しました。
そんなわけありません。
そもそも、お香典は父の代わりに私が用意しました。
お金も父から預かったものを包んだので間違いありません。
そのことを何度説明しても納得しない。
母の葬儀の際に叔母からお香典を50万円いただいたので、同じ金額を包んだというのです。
もちろん叔母からもそのような金額のお香典をいただくわけがありません。
お香典返しのために、いただいた金額を記録したのも父自身なのに、とにかく譲らない。
昨日の件だけでなく、最近お金の管理がかなり難しくなっているのは感じていたので、実家に帰る度に一応確認はしています。
両親が蓄えたお金ですから、母が亡くなった今、父には残さず上手に使い切るように言ってあるので、何に遣うかは父の自由ではあるのですが。
使途不明金が多すぎる。
定年退職するまでサラリーマンをしていた父の年金は私より金額が多く、1人暮らしには十分な金額です。
ですが、2ヶ月分振り込まれた金額同等分、またはそれ以上を毎月引き出してしまう。
毎日の生活で贅沢している訳でもないのに、ほんと解せません。
引き出しては色々な場所に保管して、その場所を忘れてしまうらしい。
また、弟夫婦やその息子たちが来る度に、気前よくお小遣いを渡す。
弟の家から車で30分程度しかかからないのに、ガソリン代は1万円。
それを今も現役サラリーマンの弟は断れば良いのに、毎回ありがたく受け取っているらしい。
甥っ子たちももちろん社会人ですけどね。
訪ねてくれて嬉しい気持ちを、お小遣いで示しているのだとは思います。
父は私が実家に帰った時にも電車代と言ってお小遣いをくれようとするので、父に頼まれた買い物をした時だけは受け取ることがあります。
そうやって万円単位でどんどん減っていくのですが、忘れてしまって、銀行の普通預金残高がマイナスになっていると大騒ぎ。
当たり前です、残高以上に引き出しているんですから。
誰かに盗まれたとか言わないだけマシではありますが、ほとほと疲れます。
そのトドメが昨日の香典50万円。
50万円の根拠はどこにあるの?と尋ねたら、自分の記憶だから間違いないって。
それが一番危ういんですってば!
明日実家に帰って、またお香典の記録とか見せながら父に説明しなければと思うと気が重いです。
もう、お母さん助けてーーって気持ちです。
今のところ本人管理のお金のことだけで済んでいますが、先々のことを考えると成年後見のことについても考えておいた方がいいのかと思い始めました。
夫の母は高齢者施設で亡くなりましたが、入所や入所中の費用などは夫の姉が成年後見人として一切合切やってくれました。
銀行勤めをしていた義姉は、お金の管理だけでなく、しっかり運用もしていたようです。
遺産相続にあたって、義姉が後見人となってから義母が亡くなった日までの報酬分を算出して義姉に支払い、残りを姉弟で分割しました。
この報酬分はあくまでも義姉への感謝の気持ちです。
何もかも引き受けてくれて、ありがたいことでした。
《夕ごはん》
豚の生姜焼き
カプレーゼ
アサリのおすまし
脱力しちゃってやる気なしな夕ごはん。
いつものことですけど。