特に行くところも、やることもない長閑な一日。
家に居るだけでも、幸せを感じることがけっこうあるものです。
ベランダで風に揺れる洗濯物を眺めて、幸せ。
キッチンで餡子をコトコト煮ている鍋をのぞいて、幸せ。
夫が昼ごはんを作った、幸せ。
昼間から菖蒲湯で長風呂して、幸せ。
リノベーションした時に、戸建用の広めのユニットバスにして正解だったと思う、幸せ。
なぜか一度もカビが生えたことがない浴室がある、幸せ。
お風呂から出れば、洗面所の棚にはいつでも洗濯したタオルや下着が収納されている、幸せ。
風呂上がりのビールが冷蔵庫で冷え冷えになっている、幸せ。
それなりに整ったリビングで、お気に入りのソファにゴロンとしながらアマプラ三昧する、幸せ。
食べたい物をお財布と相談しつつも食べられる、幸せ。
父は従兄弟たち(父の甥っ子)と一緒に旅行中で楽しんでいるらしい、幸せ。
そう言えば、結婚前まだ実家住まいの頃、会社帰りに駅でバスを待っていた時、見ず知らずのオジ様から言われたことがありました。
『あなたは、一生食べることに困りませんよ。』と。
人相見?
何それ?と思いつつ『は〜、ありがとうございます。』と気の無い返事をした私。
帰宅して早速母にそのことを伝えると、『それは幸せなことね。』と言われましたっけ。
私が育った時代は食べることに窮することもなく、3度の食事はあたり前でしたが、戦時中の食糧難を経験した母には何よりも幸せなことに思えたのかもしれません。
食べることは生きること。
健康な体があってこそ美味しく食事ができる、幸せ。
幸せの物差しがかなり低めなワタクシ。
当たり前のことばかりではあるけれど、書き出してみると、ほぼ自分自身で幸せを感じる環境を整えている感じ。
自画自賛オンパレード。
私ばかり家事をやってなんとなくイラッとすることもあるけれど、自分が心地よくいるためにやっていると思えば腹も立ちませんね。
そもそも夫からヤレと強制された訳でもなく、自分が心地よくいるためのお裾分けしていると思うことにしましょうか。
こんな物分かり良さげなことを言っていられるのも、この陽気の成せる技だと思います。
《昼ごはん、夕ごはん》
お昼は夫がぴょんぴょん舎の盛岡冷麺を作りました。
安定の美味しさ。
ストレートのスープがお気に入りの決め手。
前日ウォーキング途中の肉屋で買った牛すじで煮込みを作りました。
牛すじは2回茹でこぼした後、生姜と一緒に圧力鍋で20分。
冷めたら、スープと共に冷蔵庫で冷やし、固まった脂を取り除きます。
これで煮込みのスープが澄んで、さっぱりした煮込みになります。
下茹でしたこんにゃくと一緒に、醤油、砂糖、味醂で味付けして再び圧力鍋で5〜10分。
これを冷まして放っておけば、こんにゃくも味しみしみです。
前日に肉屋で買った福岡県糸島で作られたこんにゃくは、臭みがなく芋感があって美味しかったです。
煮込みを作る手間は一緒なのだから、もっと牛すじをたくさん買えばよかった。
牛すじ煮込み
厚揚げグリル焼き
ピーマンとチョリソのガーリック炒め
中華ちまき(成城石井)
ち〜まき食べ食べ兄さんがー♪
ちまき違いですが。