昨日は高校の同級生が退職したお祝いに、我が家でささやかな昼食会を開きました。
コロナ以降、集まるのは久しぶり。
高校入学時からの友人たちなので、もう50年の付き合い。
とは言っても、卒業後大学やら就職やら結婚やら離婚やらそれぞれに忙しく、新たな人間関係もでき滅多に会うこともなく、年賀状で生存確認する程度の期間もありました。
それが50代になってまた時々集まったり、旅行したりの付き合いが再開しました。
いろいろなことがひと段落したと言うことなんでしょうね。
喉元過ぎて、そこまで忘れる?!
久しぶり〜の挨拶の後、真っ先に骨折はもう大丈夫なの?と聞かれ、骨折って???
骨折したって言ってなかった?
はいはいはい、去年のクリスマスイブに肋骨を3本骨折したのをすっかり忘れていたのでした。
現金なものです。あんなに痛くて夜も眠れなかったのに。
年末年始用の買い物に出かけ、ちょうど観たい映画が上映中だったので寄ったのですが、2階席の予約した席に向かっている時に階段を一段踏み外し、バルコニーの手すりに脇腹あたりを強打。
その瞬間息もできないほどの痛みで立ち上がることもできませんでした。
ようやく立ち上がって座席にたどり着いたものの尋常ではない痛み。
コケた様子を見た方が、スタッフの方を呼んできてくださったので、映画は諦め、近くの整形外科を教えていただき、タクシーも呼んでいただきました。
レントゲン検査を終え、先生から『肋骨3本折れてますね。ほら、ここ』と診断を受け、通いやすい病院でもう一度診てもらった方がいいとのアドバイスをいただいたので、歌舞伎座近くのその病院からタクシーで自宅近くの病院に直行。
診断は同じでした。
息が苦しかったので、一応循環器科でも診てもらいましょうってことでしたが、多分うっ血だけで肺が傷ついていることはなさそうとのこと。
先生からしばらくは痛みで眠れませんよと言われ、コルセットを巻かれ、鎮痛剤とロキソニン湿布を処方され終了。
コルセットはバストバンドと言われるもので、自分で着脱しますが、しないよりはマシな程度で痛みが和らぐことはありません。
普通じゃない状態であることを自分の体に注意喚起するために着けているかんじ。
半端ない痛み
その夜からがたいへんでした。
とにかく痛くでベッドで横になれません。
試行錯誤の結果、ソファーに枕やクッションを置き体を支えた体制(仰臥はできないので)で過ごすことに。
うっかりクシャミでもしようものなら、悲鳴をあげそう。
これがなんと1月いっぱい続き、この時は退職していてよかったとしみじみ思いました。
こんなことを友だちに話していたのに、骨折したこと自体を忘れていたとは我ながら呆れます。
いつ治ったのかは定かではありませんが、今年の4月に仮住まいへ引っ越し準備をしていた時にはコルセットもしていなかったし、段ボールも運んだ記憶があるので、この頃までには完治していて忘れ、てしまったものと思われます。
恐るべし、忘却力。
良いのか、悪いのか・・
友だちから、勢い余ってバルコニーから1階席に転落しなくてよかったと言われました。
確かに。