酷暑の間は開催がなかった社友会のハイキングが9月から再開。
社友会という名称は色々な企業で使われていますが、私が勤めていた会社にもこの名称のOB・OGの会があります。
基本的には定年退職時に社友と認定されますが、年会費がかかるので本人の希望によって入会します。
私は退職半年後に入会し、今のところハイキングにはよく参加しています。
昨日は90歳台から最年少(!)の私まで総勢20名でそぞろ歩き。
JR新宿駅⇒人魚の像⇒神田上水公園⇒小滝公園⇒せせらぎの里公苑⇒⇒東京染ものがたり⇒肥後細川庭園⇒椿山荘⇒江戸川公園⇒大洗堰跡⇒水道橋駅
神田川沿いを歩きました。
『神田川』と聞いただけで、
若かったあのころ
何もこわくなかった〜♪
と、口ずさむ面々。
なにしろ同じ時代を生きてきたご同輩たちですからね。
常圓寺
JR新宿駅西口を出発して青梅街道沿いを進んでまもなく、新宿副都心のど真ん中にお寺がひっそり佇でます。
淀橋
青梅街道沿いを中野方面に成子坂を下っていくと新宿区と中野区の境の神田川にかかる淀橋があります。
この辺りは昔淀橋区といわれていたそうですが、お馴染みのヨドバシカメラはこの地が発祥の地だそうですね。
淀橋を右に曲がり神田川沿いに歩きます。
桜並木が日陰を作ってくれて、川のせせらぎをききながら平らな道を歩く。
いいかんじです。
川の水嵩は低く、透き通った綺麗な水です。
遊歩道は道幅が狭いですが、自転車がけっこう通ります。
途中こんなお店を発見。
夫に話したら、一度行ってみたいと思っていたあんみつとかを店内でいただけるお店だそうです。
人魚の像
なぜこんなところに?
誰の作品なのか、民家の前の植え込みの中に忽然と現れた人魚像。
説明書きも何もないので、ここが私有地なのか公有地なのかも不明です。
せせらぎの里公苑
下水処理施設の地上部に造られた公園で、コナラを主体とした雑木林です。
ここでお昼休憩。
立派な藤棚の下におあつらえ向きの大きなテーブルとベンチがあり、先客の方ともご一緒におしゃべりタイム。
旅のお得情報や、健康談義に花が咲きます。
地面の下で下水処理しているなんて想像ができないくらいゆったりした公園でした。
公園の水路や池には下水を濾過処理した水が流れています。
神田川の魚道
魚の生息や移動を助ける魚道が25年前に設けられ、鮎の姿も確認されているそうです。
東京都心に鮎!
綺麗な水が流れているんですね。
富田染工芸(東京染ものがたり博物館)
ちょうどお昼休みの時間に行ってしまったので、時間をつぶせそうな場所もなく、こちらはスキップ。
tomita-senkougi.com
入り口には柿と葡萄がたわわに実ってました。
この辺りの住所は新宿区西早稲田。
ほとんど記憶には残ってはいませんが、私が生まれた地。
両親は今でもここを本籍としたままです。
文京区立肥後細川庭園
初めての訪問でしたが、素晴らしいお庭です!
目白台の台地の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。
公園の中の階段を登った先に永青文庫がありますが、展示品の入れ替えのため休館となっていました。
細川庭園を挟むように幽霊坂と胸突坂があり、これを上がっていくと目白通りにぶつかります。
秋が深まったら紅葉も見事だと思います。
ぜひ再訪したいお庭でした。
水神社
階段を登ると鬱蒼とした森の中にお社があります。
このすぐ先に椿山荘東京庭園がありますが素通り。
椿山荘にある菊水楼うな菊は是非行ってみたいお店です。
ここから小石川後楽園を目指しますが、色々な木や花を目にするとグーグルレンズで調べてみたり、朝ドラ『らんまん』の影響があるかも。
ヤマモモでちょっと盛り上がる。
ドラマの中ではこの店先に植えられたヤマモモが東京では初めてだったような。
川のあちら側には桜が植えられ、こちら側にはヤマモモが植えられていましたが、ヤマモモは赤い可憐な実をつけるようですが、その時期ではない今はなんだか無骨な幹で名前の印象とは随分違います。
小石川後楽園
お庭の向こうには巨大なドームの屋根。
そのコントラストが東京らしい。
こちらには昨年11月、紅葉の季節に来たことがあります。
kaznocodiary.com
カワセミが1羽、石橋の上からずっと池をのぞいていると思ったら、ヒョッと池に向かって飛んだと思ったら小魚を口に咥えてました。
もちろんシャッターチャンスは逃しました。
一瞬のことでしたが、翼を広げると青い翼がよく見えます。
それにしても一発必中。すごいです。
歩いた距離約14km,歩数約2万歩。
最後は恒例の懇親会。
このために歩きにきているのではないかと思うほどの盛り上がり。
よく飲み、よく食べ、よく喋り、先輩方まだまだお元気です。