それは突然現れました。
昨日は久々に夫と散歩に出かけ、自分の物に散財し、初めてのジンギスカンのお店で夕食という、わりとご機嫌な1日を過ごして帰宅。
お風呂に入っていたら腹痛が始まり、慌ててお風呂を出ました。
だって、お風呂で・・マズイですよね。
そして、腹痛、下痢、くしゃみ、嫌な予感がしました。
アレです。
みるみるうちに、両瞼が腫れて視界が遮られ、鼻は詰まって鼻呼吸できず。
顔全体も腫れているようで顔がカーッと熱くなる。
鏡を見なくてもどんな状態か想像ができますが、薄目で鏡を見ると、私の鼻ってこんなにこんなに大きかった?ってことになってました。
この状態で、夫にまたこんなになっちゃったと言ったら、間近にみた私の様子に仰天し救急車に来てもらおう。
私としては、苦しいけれど今までの経験から徐々に症状は収まると思うのでしばらく横になってるつもりでした。
夫はインターネットで検索し、アナフィラキシーだから早く診てもらった方が良いと譲らない。
折衷案で、119番通報の前に東京消防庁救急相談センター#7119に相談することに。
症状を伝え、鼻呼吸はできないけれど、口呼吸はできていることも伝えましたが、
アナフィラキシー症状が疑われ、呼吸困難に陥る可能性もあるので救急車が向かいます!
人生2回目の救急搬送です。
夫は、それ見たことか状態で早速準備を始めました。
しばらくして救急隊から電話があり、夫が住所と症状をお伝えすると程なくして遠くからサイレンが聞こえる。
サイレン止まった。
夫がベランダから下を覗くと消防車が停まっている。
そのすぐ後には救急車も到着してエントランスからピンポーン。
これからお部屋に向かいます!
私歩けるんですけど。
そしてドアを開けると、隊員の方が6名もいらして、ストレッチャーやその他様々な機器類を携えてスタンバイ。
だから消防車も出動されたんですね。
救急車に乗り切れない。
本当に申し訳ありません、こんな夜遅くに。
口呼吸はできていて、歩行も可能とお伝えしストレッチャー撤退。
6名の内、4名の消防隊員の方々は、消防車でお戻りになりました。
ありがとうございました。
アナフィラキシーは呼吸困難に陥るのが一番怖いので、そのための準備をしてくださっているのですね。
玄関開けたら、髪半乾きで所在なく椅子に腰かけて待っていたOBAちゃんがいて、さぞ驚かれたことでしょう。
10年以上昔に救急車のお世話になった時には搬送先の病院がなかなか決まらず、かなり待った上に遠方の病院になりましたが、昨日は比較的早く、隣駅の病院に搬送されました。
自力で降車する私の様子を見て、医師たちが『エピは必要なさそうですね』と会話されてました。
『エピペン』は、アナフィラキシーショックを防ぐためのアドレナリン自己注射薬であることは知っていたので、ショック状態にはならないと判断されたのだと思います。
寝台の上で問診、採血などののち、アナフィラキシーだと思われるので、点滴をして症状が緩和するか様子をみますとのことで、1時間かけて点滴。
血液検査の結果、原因となるアレルギーは特定できませんでしたとのこと。
これも前回と同じです。
事後ネットで調べてみると、アナフィラキシー症状があってもその2〜3割は原因不明のようなので、これからも防ぐ手立てはなさそうです。
点滴終了時、鼻呼吸は依然できないものの、瞼の腫れもひき始めました。
そうしましたら、医師からまた症状がひどくなることも考えられるので、今晩は入院しましょうと言われ、想定外!
目も開けられるようになってきたし、腹痛も治っているので帰宅したい旨お伝えし、症状に変化があったら直ちに連絡することを約束して帰宅許可。
診療費をお支払いしてタクシーで帰宅と相成りました。
0時を回っていましたが、驚いたのは病院事務の方が3名もいらしたこと。
窓口ではありませんが、事務所で普通にお支払いをしてきました。
医療従事者は医師や看護士だけではないんですね。
頭が下がります。
病院の救急診療の部屋はカーテンで仕切っているだけなので、問診の様子が聞こえちゃう。
お隣は90歳近い女性。
旦那様は施設に入所してお一人暮らし。
部屋の中でも杖をついているけれど、転んでしまった。
検査の結果手首骨折で翌日手術。
病院には下の階にお住まいのご親族が付き添ってくださったそう。
お気の毒ですが、大腿骨骨折でなくてよかったですね、なんて思ったりして。
私は幸い帰宅してからは悪化も再発もせず、瞼の腫れが少し残っている程度。
鼻も無事開通。
それにしても、原因はなんなのでしょう。
10年以上前には、眼科では何かのアレルギーと言われ、耳鼻科ではアレルギー性鼻炎と言われ、内科ではアレルゲン該当なし、どちらも当たってはいなさそうです。
《昼ごはん》
症状が治ったらお腹が空く。
今日は夫が会社を休みました。
私は大丈夫と言ったんですけどね。
で、昨日口にすることがなかった生魚は大丈夫だろうということで、お寿司ランチ。
はい、美味しゅうございました。
喉元過ぎたら、つらいのも忘れた。